子供を不幸にしないための育て方①
「社員が能動的に考えて動いてくれない」
と思っている社長も多いのではないでしょうか。
あるいは、「自分は人に聞いてからでないと判断が付かないので能動的に動けない」
と思う方もいらっしゃるでしょう。
そういう人達は、小さい頃から親や先生など外部からの判断で物事を決めてきた結果大人になっても自分では判断や決断が出来なくなってしまうのです。
このような人達の比率は、はっきりとは分かりませんがとても多いと思います。
なぜ、そのような事になるのか?
全ては親の育て方にあります。
親は親になる前に、親の教育をされずに親になるのでそもそも子供の育て方すら分からない。
自分が育ってきた体験や親や祖父母からの教えで子育てをしているのが現状でしょう。
何が正しくて正しくないのかは、育てながら手探りでしているのだと思います。
しかし、ここで子供の人生が左右されてしまうのです。
上記の問題のように、自分で決断出来ない人になってしまうのは、親が子供に対して言うことを聞かせているのです。
例えば、スーパーで子供がお菓子を選んでいる時に中々選ばない子供に対してしびれを切らし、「もう、これでいいでしょ!」と親が決めてしまう。
または、中学受験や高校受験でも親の希望を押しつけ「あなたは将来○○になった方が良いからこの学校に行きなさい」など。
そのような子供は小さい頃から親が言うことが絶対と信じているので余り疑いもせず言うことを聞いてしまいます。
そのような事を親が子供に対して習慣的に行っている場合は、間違いなく大人になって『迷える人』に育ってしまうのです。
ドキッ!としたお母さんもいらっしゃるでしょう。
では、どの様に育てれば良いのか。
ズバリ!
全て子供に考えさせること。選択させる事です。
小さな頃から間違って迷っても全て子供に考えさせて選択をさせる。
あるいは、子供が「○○のおもちゃが欲しい」と言ってきたら
親は「どうしてそのおもちゃが欲しいの?」と質問してあげることです。
答えが重要ではなく、考える過程がとても重要になるのです。
もし、大人のあなたが今現在、自分で判断出来ない、又は決断出来ないようであればご相談ください。